草刈りや芝刈り、草抜きなどの除草作業を行なった際に困ることと言えば除草作業後の草の処理ではないでしょうか?草の処分の方法は自治体などで異なったりするので除草作業はいいがその後の捨てるのが面倒という方も多くいます。この記事ではそんな面倒な除草後の草の処分方法を自治体関係なく簡単かつ効率的に処分する方法を紹介していきます。

どのようなものを準備してどうすると処分しやすいのかなども紹介するのでこれから暖かくなり草刈り、草むしりを検討している方はぜひ参考にしてください。

除草作業の方法

除草後の草の処分方法の前に除草作業の効率的な除草方法を紹介していきます。

自宅の庭など狭いエリア

自宅の庭など狭いエリアであれば軍手などを準備し、草むしりなどの手作業でも十分でしょう。根が深い雑草や茎が丈夫な雑草が生えているのであれば草刈り鎌などを準備しましょう。草刈りかまで地面近くの箇所を刈ることで綺麗に草を刈ることができます。

狭いエリアでの除草作業では基本的に特別な道具は必要ないでしょう。素手でやると傷や虫刺されの危険性があるので軍手など素肌を守る道具は必ず準備しておきましょう。

庭以上の広いエリア

庭以上の広いエリアでは手作業での除草作業が一気に大変になります。そのため草刈機など機械を使用することをおすすめします。家庭用であれば大掛かりなものは必要なく電池式や電動などコンセントに差し込み使用するものなどあるといいでしょう。

畑や広大な土地など業務用レベルになるとパワーがあり長い稼働時間を必要とするためエンジンタイプの草刈機を使用するといいでしょう。エンジンタイプの草刈機は燃料を入れて使用するものでかなりのパワーを発揮します。その反動で強い振動と騒音が発生するため飛石などの周辺への注意と騒音問題に気をつけなくてはいけません。

草刈機をしようする際は周囲への気遣いも忘れないようにしましょう。

除草作業に必要なもの

除草作業で準備しておきたいものは以下の通りです。

・長袖長ズボン(素肌を隠すことで切り傷や虫刺されを防止できる)
・軍手
・ツバの広い帽子(熱中症防止のため)
・草刈り鎌、剪定バサミ
・ほうき
・ちりとり、熊の手
・ビニール袋

また除草作業では怪我や病気に気をつける必要があります。雑草など草は暖かくなる春ごろから生長します。さらに暑くなる夏に一気に背を伸ばします。そのため夏場に除草作業をする方も多くなります。夏場の除草作業は熱中症や脱水症など危険がますため日除けやこまめな水分補給が必要になるのです。

また虫刺されや草などの切り傷にも注意が必要になります。草によっては花粉などの影響でアレルギーになる可能性もあるのでなるべく肌は隠しマスクなどもするといいでしょう。

除草作業は簡単な作業なためしっかりと準備をせずに作業をする人が多くいます。油断せずにしっかりと準備した上で作業するようにしましょう。

除草作業後の雑草の処分方法

自治体での処分方法は気にせず一般的な処分方法を紹介していきます。自分で処分できそうな方法がありましたらぜひ参考にしてください。

燃えるゴミとして処分

除草した草は相当な量でなければ一般的なゴミ捨ての方法と同様に燃えるゴミとして排出することができます。どの自治体でも一般廃棄物として雑草を捨てることができるので一般家庭レベルであれば日々のゴミ捨てと同じで捨てるようにしましょう。業者レベルの草の量となると自治体では処分できないことがあるので大量に除草をした場合は自治体に連絡し処分の方法を確認するようにしましょう。

土に埋めて処分する

雑草は自然由来のものですので土に埋めることで自然に分解されます。ゴミとして排出されないため環境に優しいという利点もあります。庭の普段使わないエリアに30cm以上穴を堀埋めるだけでできる処分方法なのでそこまで苦労することもありません。

土に埋めるデメリットとしてはしっかりと雑草を乾燥させていないと雑草に付着してる種子から発芽する可能性があるということです。そうなると地中で根を張りそのうち地上に芽を出し草花を生長させます。そういったリスクもあることから時間をかけて乾燥できない場合おすすめはできません。

堆肥として再利用する

家庭菜園や個人で畑を所有している方であれば処理した雑草を堆肥として再利用するのも一つの手です。堆肥は自分でも作ることができますが出来上がるまでに半年ほどかかりますのでそういった期間と手間も含めて作るかどうか検討してください。

無料で土の栄養分を作ることができるという最大のメリットがありますので興味がある方はぜひ以下の方法で作ってみてください。

  1. 抜いた雑草を乾燥させ完璧な枯れ草にする
  2. 堆肥用の土と乾燥させた枯れ草が7:3の比率、割合になるように合わせる
  3. 発酵させるのに必要な米糠か油かすを、合わせる土と枯れ草の総量の3%分用意する
  4. 米糠か油かすを作った枯れ草と混ぜこみ、その上に用意した土をかぶせることで発酵準備
  5. 1か月経つごとに土を下の方から掘り起こし混ぜるようにして全体に空気行き渡らせる
  6. 5.をおよそ6ヶ月間繰り返す

上記の作業をこなすことで堆肥ができます。これを自由に有効活用することで結果的にコストなどを抑えることができます。

雑草処理の注意点

雑草処理での注意点を紹介していきます。

燃やして処分するのはNG

雑草を枯らしたり自治体や業者に連絡するのは面倒という方でたまにやってしまうのが焼却処分です。ですが自宅の庭などで焼却処分をすると雑草に含まれている水分などの影響で煙などが辺りに充満してしまうからです。そうなると近隣に迷惑をかけてしまい近隣トラブルに発展する可能性もあります。それらを避ける意味でも焼却処分は控えた方がいいでしょう。

また法律的にも「野焼き」は禁止されているので絶対に燃やすという選択はしないようにしましょう。

抜いた雑草の放置

抜いた雑草を放置すると腐敗が始まり悪臭を放ってしまいます。そうすると処理も面倒かつ近隣に迷惑をかけてしまいます。またそれらの腐敗臭に釣られてハエやゴキブリ、ダニノミなどが住み着きます。

一度それら害虫が住み着くと家の中などに侵入してくる可能性もあります。害虫被害はそんな些細なことから広がってしまうためできる限り害虫を寄せ付けないという意味でも雑草の放置はしないようにしましょう。

抜いた雑草はしっかりと広げて乾燥させるか速やかにゴミ袋などに入れてまとめて捨てるなど廃棄をしましょう。

自治体によっては雑草は粗大ゴミ扱いになる

先でお伝えしたように雑草は基本的に燃えるゴミで排出することが可能です。ですが自治体によっては雑草だけのゴミ出しは粗大ゴミ扱いとされることがあります。そのため雑草だけでゴミ出しを考えている方は自治体のホームページや電話で問い合わせ確認することをおすすめします。

乾燥させてから出ないとゴミ出しできないケースもあるので自治体ルールを確認しておきましょう。

除草後にあると便利なアイテム

除草後にあると便利なアイテムを紹介します。あちこちに雑草が散らばっていると集めるのが大変と困る人も多くいます。そんな方のための便利なアイテムです。

・リョービ・ブロアバキューム
・ガーデンレーキ

リョービ・ブロアバキューム
リョービ・ブロアバキュームは掃除機のように抜いた雑草などを吸い込みまとめることができるアイテムです。吸い込む本体とは別に集積袋が付属されており、そこに雑草を集めることができるのです。この道具はただ吸い込むだけでなく、吸い込んだ雑草を細かく粉砕してくれるので多くの量を詰めることができます。

ガーデンレーキ
ガーデンレーキはその名の通りレーキです。ほうきなどと違いつめの部分が固く丈夫なので地面を掻くように草を集めることがでいます。広範囲に除草作業をした方にはとても便利な道具になります。定期的に除草作業をしないといけないご家庭には一つあると作業が効率化できますね。

まとめ

この記事では雑草の処分方法を紹介しました。雑草は正しい対処をしないで放置してしまうと様々なトラブルを発生させます。そうなっては遅いので速やかに処分するか正しく乾燥させるようにしましょう。

自分で調べたり処分するのが面倒という方は草刈りから業者に依頼するのも一つの手です。

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