朝起きたら体が痒い。そんな時はありませんか?
皮膚が赤く盛り上がっていて中心部分に赤い点が見えたらノミやダニの可能性があるでしょう。

普段から部屋を清潔にしていても出てくる可能性のあるノミダニはとても厄介です。
この記事ではそういったノミダニにお困りの方のために、ノミダニの駆除方法を以下の順番で紹介していきます。

  1. くん煙材・薬剤をしようする
  2. 洗濯して駆除する
  3. 乾燥機を使用して駆除する

ノミ・ダニが生息しやすい場所

ノミ・ダニは体を刺すだけでなくアレルギー疾患の原因になる可能性もあります。
そういうことも考えると常に警戒して死滅させていくことが大切になります。基本的に湿度の高い環境を好みます。また布団や畳などといった繊維質な環境に居座る傾向にあるので掃除機などをかけた程度では繊維にしがみつき除去することはできないということを覚えておきましょう。

ノミ・ダニが多くいる場所

  • 寝具(布団・マットレス)
  • ソファやクッション
  • カーペット

ノミやダニを駆除しよう

生息する場所や環境を把握したら、根本からしっかりと駆除していきましょう。

1. くん煙材・薬剤をしようする

ノミやダニも他の外注と同じようにくん煙材が効果的です。
ノミダニのような外注は次から次に卵を産んでくるので早めの対処が必要になります。もし刺されてしまったということになるのであればすぐにくん煙材を焚いて駆除していきましょう。梅雨などの時期により発生するので事前に焚いておくことで発生防止をすることも可能です。

以下でおすすめのくん煙材や薬剤を紹介していきます。

バルサン

バルサンはいくつか種類があり、大きく分けると家庭用と業務用に分かれています。自宅で使用するのであれば家庭用バルサンで十分でしょう。家庭用のバルサンには3種類あり、フタにくっついてる「スリ板」といものをこすり煙を出していく「煙タイプ」と、水を使用する「水タイプ」、煙を出さずに駆除できる「ノンスモーク霧タイプ」の3つの種類となっています。

業務用のバルサンはオフィスビルや工場などといった広範囲に使用することを想定されているので間違っても自宅で使用するのであれば業務用は選ばないようにしましょう。

いくつか種類がある中でおすすめするのは「バルサンプロEX」のシリーズです。煙のタイプや水タイプ、ノンスモークタイプとどのタイプもこのシリーズはノミ、ダニをしっかりと駆除してくれます。

カーペット、畳に使用する薬剤

バルサンなどの煙や霧などで空間に薬品を漂わすタイプではなく、直接、カーペットや畳の中に生息しているダニをピンポイントで駆除したいのであれば直接差し込む「ダニアース」がおすすめです。

畳などは特にダニなどが増殖しやすいので直接差し込むタイプはより効果的と言えます。

洗濯して駆除する

60度以上の熱でノミやダニは死滅することが分かっています。ですので、60度以上のお湯を使い10分間選択することでノミが駆除できます。クッションや布団の中に生息していることが分かったら。積極的に集めのお湯で洗濯をしていきましょう。

1日のうちに洗濯できるものは全て洗濯することをおすすめします。なぜならば他のところに生息しているノミダニが洗濯し終えたクッションなどにまた住み着いてしまう可能性があるからです。なので、部屋にいるノミダニを一度に駆除できるようやるときには全てやると覚えていた方がいいでしょう。布団やカバーなど定期的に洗濯することをおすすめします。

また、洗濯後後の天日干しも効果的です。太陽の光にはノミダニの卵や幼虫を駆除する効果があるからです。
天気の良い日を選びしっかりと天日干しまでやっていきましょう。

乾燥機を使用して駆除する

先述したようにノミダニは60度以上の熱で死滅することが分かっています。ですのでノミダニが発生しやすい布団などでは布団乾燥機を使用するのが効果的です。

卵までしっかりと死滅させるため60度以上の熱で30分かけることをおすすめします。布団乾燥機、衣類乾燥機がない場合はコインランドリーの乾燥機を使用したり衣類用のアイロンなどを使用するのも良いでしょう。
しっかりと熱で死滅させたあとは、掃除機などを使用してノミダニの死骸をしっかりと吸い取っていくことも大切です。

ノミ・ダニ駆除の注意点

ノミダニを見つけても潰さない

ノミダニを見つけたとき、つい潰したくなってしまうと思いますがそれは絶対にやめましょう。
ノミダニがメスで卵を持っていたとき、潰した瞬間に飛散する可能性があるからです。そうなると駆除するのが大変なので潰さずに捨ててすぐに駆除することを意識しましょう。

マスクは必ず着用

ノミダニ駆除する際、飛んで口に入る可能性があります。ノミなどには寄生虫がいる場合があり、その寄生虫が体内に入ると体内で育ち腹痛などの体の不調に繋がるからです。

マスク着用は必須ということを覚えておきましょう。

定期的に行える対策方法

駆除後、または発生前には定期的な発生防止の対策をすることが大切です。
ノミダニ防止の加工された布団やシーツを使用したり、嫌いな香りを出すシートやスプレーを使用するのも効果的です。
その他にも以下の予防対策があります。

  • 天日干し(布団やカーペット、クッションなど)
  • 週一回の洗濯(布団カバーやシーツ、クッションカバーなど)
  • 乾燥機などを使用して湿度を保たせない
  • ノミダニを防止するための加工された布団やシーツを使用
  • ノミダニが嫌がる香りのシートやスプレーを使用
  • ダニ予防洗剤を使った洗濯

常に掃除をして清潔に保たせている家でもノミダニを完全に全てを死滅させるのは難しいでしょう。
健康に被害を出していないのであれば、神経質になる必要はないかと思います。ですが、ある条件で大量発生したときに被害が出る可能性があるので定期的に予防策を行っていくことはとても大切になります。

「ダニクリン」といった商品はダニ被害を予防するための洗濯用仕上げ剤でしっかりとした効果が期待できるのでこういったものを使用するのもおすすめです。

まとめ

一度でもノミなどに刺されたらすぐに対処するよう心がけましょう。1匹いれば最低でも50匹はいると考えらるからです。
一気に死滅させたいのであればくん煙材や薬剤を使用して、そうでなければ洗濯と乾燥を合わせて死滅させましょう。
定期的に選択などをして清潔に保ことでノミダニ発生の防止をすることもできます。

ノミダニが発生しやすい時期は梅雨の時期や9〜10月の湿度の高い時期です。これらの時期には大量発生につながる可能性があるのでしっかりと防止をして被害を出さないよう対策など行ってきましょう。
この記事で紹介した方法を用いてノミダニ被害から身を守っていってください。

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