暖かくなると活動的になる誰しもが嫌いな害虫「ゴキブリ」実際にゴキブリが苦手という人は駆除するにも一苦労。そんなゴキブリに悩まされる人も多いかと思います。

ここではそんな嫌な害虫ゴキブリを駆除する方法や家に入らせない、出現させないための対策方法をお伝えします。ゴキブリは気持ち悪いだけではなく、病原菌やウィルスを媒介しているため衛生的にもかなり悪い存在です。

様々なトラブルを防ぐためにもゴキブリ対策、出た時の正しい駆除の方法を知っておきましょう。

  • ゴキブリとは?
  • ゴキブリの出やすい時期は?
  • ゴキブリを見つけた時の駆除方法
  • ゴキブリを見ないための対策方法
  • まとめ

ゴキブリとは?

基本的にゴキブリは2種類に分類することができます。家で見かける可能性の高い黒く大きい体を持っている黒ゴキブリ。小ぶりで茶色の体を持つチャバネゴキブリです。

この2種類は活動する場所が異なり、対策にも違いが出ます。そのため自宅で見かけたゴキブリは何のゴキブリか知っておく必要があります。

黒ゴキブリは「屋外型」の生き物で外で活動をしていることが多いです。ですので実際に家に住み着いているというよりも外から入ってきて餌を求めているというケースが多いです。住み着いて繁殖される前に早めの駆除と対策が必要になります。
チャバネゴキブリ「屋内型」の生き物では飲食店などに見かけるケースが多く、汚れの多い箇所や残飯などを好むためそこに住み着いている可能性が高くなります。チャバネゴキブリを見かけた場合、繁殖して住み着いている可能性があるのでくん煙剤や毒餌タイプのものを使用し巣から根絶させましょう。

危険性はあるの?

冒頭でも伝えたようにゴキブリは「病原菌」や「ウィルス」を媒介しています。そのためゴキブリが徘徊しているだけで菌を撒き散らし食中毒などの原因になります。

ただ気持ち悪いだけでなくしっかりと悪影響を及ぼすので、見つけたら必ず駆除をして対策まで行うよう心がけましょう。

ゴキブリが出やすい時期は?

ゴキブリは高温多湿の環境を好むため冬を終えて暖かくなるとともに湿度が高くなると活動的になります。

春先はゴキブリが動き出す時期になります。基本的に幼虫の状態で体は小さく成長し切ってはいません。
夏になると幼虫だったゴキブリは成虫に成長します。そして一番活動が多くなる時期になるので一番見かけることが多くなるでしょう

気づいているかと思いますが冬などの寒い時期はゴキブリは活動をやめて冬眠などをするケースが高くなります。この寒い時期はダンボールなどといった住みやすい環境に住み着く可能性があるので大量の段ボールなどがある場合はすぐに処理することをおすすめします。

ゴキブリを見つけた時の駆除方法

ゴキブリを見つけた際、苦手ではないひとは叩いて駆除する人もいるかと思います。ですが叩いての駆除はおすすめしません。先に説明したようにゴキブリは病原菌などを保持しているので叩いて潰した際に、菌を撒き散らす可能性があるのです。そのため物理的に駆除することはおすすめできないのです。

おすすめの駆除方法は?

基本的にゴキブリの駆除する方法でおすすめは薬剤を用いての駆除です。しっかりと殺しきらないと人の手では届きにくい箇所に逃げたりします。そうすると死に際に卵を産んだり、共食いをする習性のあるゴキブリは死体に群がったりします。

そうならないためにもゴキブリを殺したら紙に包んで捨てるだけや外に捨てるなどはせずにしっかりと二重にしたビニール袋などに入れて捨てるようにしましょう。

噴霧剤

ゴキブリが出た時に大半の方が使用するのがこの噴霧剤ではないでしょうか?市販の殺虫スプレーは「エアゾール剤」とも呼ばれていてこのエアゾールがゴキブリには効くのです。

  • 主なエアゾール剤は以下の通りです。
  • ピレスロイド系殺虫剤
  • 冷却殺虫剤
  • 剤泡殺虫剤

一般的なのはピレスロイド系殺虫剤です。市販品で有名な「キンチョール」などはこの殺虫剤に当てはまります。キンチョールは市販の殺虫剤の中でも強力なためピレスロイド系殺虫剤をお求めになる場合はおすすめです。

冷却殺虫剤は「毒成分不使用」なのでペットや赤ちゃんなど育児中の場合、安心して使用することができます。ただ、殺虫効果はピレスロイド系殺虫剤より劣るため動きを止めた後の処理を素早く丁寧に行いましょう。

剤泡殺虫剤はゴキブリの姿を見たくない人におすすめです。泡で体を固めて殺すので姿を見ずに駆除することができます。

噴霧剤がない場合

噴霧剤などがない場合での対策方法を紹介します。先に説明したように叩いて駆除するのだけは避けましょう。
噴霧剤がない場合は以下のように駆除しましょう。

  • 熱湯で駆除
  • 食器用洗剤で駆除

ゴキブリは体温調節ができない生き物なので60度以上の熱湯にかけると即死させることができるのでとても効果的です。ですが熱湯を準備している間にいなくなってしまう可能性があるので実用性にはかけます。

そこですぐに準備できて効果を発揮できるのが食器用洗剤です。市販の食器用洗剤には「界面活性剤」が含まれておりこれがゴキブリの呼吸器官などを塞ぎ窒息死させることができるのです。
動きの早いゴキブリにかけるのは難しいですが角に追い込むなどして食器用洗剤をかけて20秒以上時間をかけましょう。

ゴキブリを見ないための対策

ここでは姿の見えないゴキブリの駆除方法や家に侵入させないための対策を紹介していきます。

毒餌タイプのもので駆除

昨今では知名度も高まり使用している人も多いのではないでしょうか?毒餌タイプのもので有名なものは「ブラックキャップ」や「コンバット」があります。

この毒餌タイプのものはゴキブリが好む場所に設置して食べさせることで確実に殺すことができます。またゴキブリは共食いをする習性があるのでこの毒餌で死んだゴキブリを食べることでそのゴキブリも死んでしまうのです。
そのため根本からゴキブリ対策をするのであればとても効果的と言えます。

くん煙タイプのもので駆除

家の隅々まで一気に駆除したいという人にはこちらのくん煙タイプがおすすめです。「バルサン」などが代表的なくん煙剤ですね。このくん煙タイプのものは人の手に届かない隙間などにも効果を発揮してくれるので隅々まで駆除することが可能です。

くん煙剤を使用するには家電など家にあるものに降りかからないように布などを被せたり、隙間を塞いだりなど準備が必要になるため他のものと比べると手間がかかりハードルも高いです。そのため、長期間家を空けるなどの予定がある時に使用すると良いでしょう。

ゴキブリを部屋に侵入させないための対策

ゴキブリの一番の対策方法は家の中に入れないことではないでしょうか?
ここをしっかりと徹底させることで姿を見ずに快適な生活を送ることができます。またこの対策をしておくことで家の衛生面も整えることができるのでとても効果的です。

主な対策は以下の通りです。

  • 部屋のゴミなどの片付け・掃除を短期間に定期的に行う
  • 段ボール類などのゴキブリが住みつきやすいものはすぐに処分する
  • 室内に植木鉢などを置かないようにする
  • 除湿機やエアコンで高温多湿の環境を避ける

上記の4つを疎かにするとゴキブリの住みやすい環境になってしまうのでこれらは十分に気をつけて対策していきましょう。

まとめ

ゴキブリの対策は姿を見る前から始まっています。

玄関や窓からの侵入は一番多いとされています。また排水管や換気扇、エアコンのダクトホースなどからも侵入されると言われています。それらの侵入口を塞いだり、忌避剤を使用しまずは家に入れない努力をしていきましょう。

その後は家を清潔にしたり、ゴキブリに効果のある薬剤を準備しておきましょう。
この記事で書いてあることを意識するだけで効果的に駆除、対策ができるのでゴキブリに困ってる、悩んでいるという人は参考にしてください。

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